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警視庁とALSOK、サイバー犯罪対策で協定を締結

綜合警備保障(ALSOK)と警視庁は、巧妙化するサイバー犯罪の被害拡大防止に向けて協定を締結した。

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協定の概要(図:ALSOK)

サイバー犯罪の認知や被害防止に向けて相互協力していくことで、協定を締結したもの。犯罪の認知から捜査における技術的な協力、情報共有などを推進する。

ALSOKが、同社顧客に対する不正アクセスやDoS攻撃、ウイルス、フィッシングなどといった被害を認知した場合、顧客の承諾を得た上で警視庁に通報。一方、通報を受けた警視庁は、同社の事業運営に配慮しつつ、捜査協力のもと積極的に事件化を図る。

両者は協力しながら関係企業に情報提供を行うほか、必要に応じて警視庁が助言や援助なども行う。また顧客から許可を得た場合については事態を公表。情報共有を進め、警視庁とサイバー犯罪の防止施策に活用していくという。

(Security NEXT - 2013/11/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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