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トレンド、コンシューマー向け4製品を一挙投入 - SNS対応を強化、パスワード管理ソフトはMac対応

トレンドマイクロは、コンシューマー向けセキュリティ対策製品の最新版「ウイルスバスタークラウド」を同社オンラインストアで販売を開始した。

ウイルスバスタークラウド
ウイルスバスタークラウド

最新版では、SNSでのプライバシーを保護する「プライバシー設定チェッカー」の機能を強化。従来より対応している「Facebook」にくわえ、「Twitter」「Google+」に対応した。同社オンラインストアにおける同1年版の価格は、5980円。店頭およびダウンロードサイトでは10月3日より販売を開始する予定。

またパソコンやスマートフォンの操作方法やプライバシー設定についてサポートを行う「ウイルスバスタークラウド+保険&デジタルライフサポート」をラインナップに用意。通常版とあわせ、今後1年間で1480万ユーザーの獲得を目指して展開していく。

3D戦略
トレンドマイクロが発表した「3D戦略」

また同社は、セキュリティと使い勝手を両立させるとして「デバイスプロテクション」「データアクセス」「ダウンロードアプリ」の頭文字を取った「3D戦略」を掲げ、主力の「ウイルスバスタークラウド」にくわえ、モバイル向けセキュリティ対策ソフト「ウイルスバスターモバイル」、パスワード管理ソフト「パスワードマネージャー」、セキュリティ情報を提供する無料のWindowsストアアプリ「トレンドマイクロコネクト」の3製品をあわせて発表している。

「ウイルスバスターモバイル」は、Android向けのセキュリティ対策ソフト。10月には定義ファイルの9割をクラウドに移行し、急増する不正アプリへの対応速度を向上させる予定。新版では無料アプリ「トレンドマイクロプライバシースキャナー」との連携に対応し、Facebookのプライバシー設定をチェック、設定をアドバイスすることが可能となった。

同社オンラインショップやGoogle Playで販売を開始しており、同社オンラインショップにおける1年版の価格は2980円。店頭やダウンロードサイトでは、10月3日より発売する。また盗難や紛失時における電話サポートを追加した「ウイルスバスター モバイル+おまかせ!スマホお探しサポート」も用意している。1年版の価格は3980円。

さらにパスワード管理ソフト「パスワードマネージャー」の新版を10月3日より発売する予定。従来の「Windows」「iOS」「Android」に加え、「Mac OS X」をあらたにサポートする。

記事訂正のお知らせ……初出では、「パスワードマネージャー」のMac版に不正サイトへのアクセス防止機能を搭載するとありましたが、その後同機能の搭載が見送られたため、記事を訂正しました。

(Security NEXT - 2013/09/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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