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不審ファイルの実行をエミュレートしてマルウェア検知する「Check Point R77」

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、同社セキュリティプラットフォームの最新版となる「Check Point R77」を提供開始した。既存ユーザーは無償でアップグレードできる。

最新版となる同プラットフォームでは、ウェブコンテンツやメールの添付ファイルなど、外部から侵入する不審ファイルの実行をエミュレート、マルウェアを検知して遮断する「Check Point ThreatCloud Emulation Service」を搭載。発見した脅威情報は、クラウド上のThreatCloudを通じて共有できる。

また「Check Point HyperSpect」によるパフォーマンスを実現。コンプライアンス監視機能を提供する「Check Point Compliance Software Blade」を標準で搭載した。そのほか集中デバイス管理機能やオペレーティングシステム「Check Point GAiA」のユーザビリティを強化。「RADIUS」と「IF-MAP」の統合による認識機能の拡張など機能強化を実施している。

(Security NEXT - 2013/09/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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