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JAMSTEC職員の不正アクセス被害、機密情報漏洩は発生せず

海洋研究開発機構(JAMSTEC)の職員が、ウェブメールアカウントを乗っ取られた問題で、機密情報尾流出はなかったことがわかった。

問題となったのは、同機構の職員が個人的に利用していた「Gmail」のアカウントに対する不正アクセス。受けたもの。1月24日に同アカウントより送信した覚えのないメールが多数送られていることへ同職員が気が付き、被害が判明した。

同職員は、同アカウントに対して業務上のメールを転送しており、同機構では、関係者の氏名や所属組織など個人情報が流出した可能性があるとして事態を公表していたが、個人情報以外の情報に関し、言及していなかった。

同機構では取材に対し、Gmail上では打ち合わせに関する連絡や、研究者間の意見交換など行っており、これら情報は流出した可能性はあると説明。しかし、同職員は機密情報を扱う立場になく、機密情報の流出については否定した。

(Security NEXT - 2013/03/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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