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2012年のスパム、前年比8.2ポイント減 - カスペルスキーまとめ

カスペルスキーは、2012年におけるスパムの状況を取りまとめた。減少傾向が続いており、5年ぶりの低水準だったという。

同社によれば、2012年のメールトラフィックにおけるスパムの割合は、前年比8.2ポイント減となる72.1%だった。スパム配信国は、19.5%を占めた中国が最多。米国が2番目に多かった。地域で見るとアジアからのスパムメールが目立っており、半数以上を占めたという。

スパムが減少している理由についてスパム対策技術の向上や利用増加を挙げ、送信認証技術「DKIM」を採用するケースが増えている点も指摘している。また従来と比較して、合法的な広告配信が安価に行える環境が整ってきていることも影響していると同社では分析している。

スパムメールが大きく縮小する一方で、悪質なファイルが添付されたメールの割合は 3.4%で大きな変化は見られなかった。この数字には、メール内のリンクを用いて不正サイトへ誘導する攻撃は含まれておらず、依然としてマルウェアそのものが高い割合で送信されている。

また攻撃で利用する内容も、これまでのホスティングサービス、ソーシャルネットワーク、デリバリーサービス、金融機関、政府組織にくわえ、航空会社やホテルの予約サービス、クーポンサービスなどを装うケースが増えているという。

(Security NEXT - 2013/01/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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