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アプリ起動不能になる偽セキュリティ対策ソフト - サポートやFAQまで用意

マカフィーは、9月末ごろから偽セキュリティ対策ソフトの新種「System Progressive Protection」が出回っているとして注意を呼びかけている。

同マルウェアは「Winwebsec」の亜種で、ドライブバイダウンロード攻撃や、マルウェアによるダウンロードで感染が拡大しているという。

感染した場合、ほとんどのアプリケーションが起動できない状態に陥り、同ソフトでスキャンを実施すると、実際は何もしていないにもかかわらず、マルウェアへ感染したかのような警告を表示。正常な状態に戻せるとしてアクティベーションコードの購入を迫る。

また同アプリは、感染後にサポートページへ接続するショートカットをデスクトップ上へ作成するほか、ウェブサイトには、ユーザーガイドやサポート、FAQを用意するなど、攻撃者は本物に見せかける巧妙な演出を行っていた。

さらにアクティベーションコードを購入し、同ソフトに入力すると、スキャンによってあたかも駆除したかのように表示し、再びアプリケーションを起動できるようになるが、同ソフトは引き続き作動しており、危険な状態が続くという。

同マルウェアは、Internet Explorerの起動については制限しないため、オンラインスキャンなどを用いて駆除することが可能。同社は、こうしたマルウェアへ感染しないよう、ソフトウェアのアップデートにより脆弱性を修正することや、セキュリティ対策ソフトの活用を呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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