Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

JR東日本の会員向けサイトで不具合 - 他人の個人情報が閲覧可能に

JR東日本が運営するイベントサイトで、他人の個人情報が表示される不具合が発生したことがわかった。

不具合が発生したのは、日帰りハイキングイベントのサイト「駅からハイキング」。閲覧者の指摘により判明したもので、6月14日11時から15日の12時にかけて、会員情報の登録変更画面で関係ない別の会員から氏名、住所、電話番号、年齢、性別など個人情報が閲覧可能となった。

アクセス集中時のシステム負荷を軽減するため、6月14日に実施した設定変更が原因で、キャッシュサーバに異常が発生したという。調査により個人情報7件が閲覧されたことが判明し、同社では対象となる会員に対して謝罪している。

また今回の不具合発生を受け、15日12時よりサイトを一時停止して修復作業を行い、同日23時に一部会員機能を除いてサイトを再開。その後安全性を確認したとして、17日18時より全面復旧している。

(Security NEXT - 2012/06/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 会津若松市
学年全体のテスト結果を生徒がアプリ上から閲覧可能に - 大阪市
公開表計算ファイルから個人情報が閲覧可能に - 立命館APU
保健指導関連の個人情報がノーウェアランサム被害 - 千葉市
問合フォームより送信された資料が外部閲覧可能に - 充電池リサイクル団体
農業委員会の調査フォームに不備、個人情報が流出 - 大阪府
最大888社のPマーク審査関連資料が流出した可能性 - 複数ランサムの痕跡も
転職情報サイトで不具合 - 直近勤務先から登録情報が閲覧可能に
フォーム設定ミス、学園祭イベントの参加者情報が流出 - 東京医科歯科大
地域共生事業の参加申込フォームに不備、個人情報が流出 - 鎌倉市