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日本IBM、開発環境やセキュリティ対策を提供するモバイル向け包括ソリューション

日本IBMは、モバイル端末向けアプリケーションの開発からセキュリティ管理まで包括的に提供するソフトウェア「IBM Mobile Foundation V5.0」を提供する。

同製品は、スマートフォンやタブレット端末向けアプリケーションの効率的な開発や、クラウドや基幹システムとのデータ連携、アプリや端末のセキュリティ管理などに対応するソリューション。

オープンソースの開発統合環境であるEclipseを基盤としており、「JavaScript」や「HTML5」によるプログラミングが可能。ひとつのコードから、iOS、Android OS、Blackberry、Windows PhoneなどOSや画面サイズが異なる複数環境のプログラムを生成できる。基幹業務アプリケーションやクラウドサービスと連携を実現するソフトウェアを用意しており、短期間の連携を実現した。

セキュリティ面では、モバイル端末の位置情報や導入アプリケーションの種類などを一元的に把握することが可能。端末の紛失や盗難時に、遠隔地の管理サーバからロックやデータ消去を行うことが可能。また端末内のデータを暗号化したり、アプリケーションの改ざんも防止することができる。

価格は1345万5225円から。開発機能のみ提供する「IBM Worklight V5.0」を用意。すでにパートナー経由で販売を開始しており、6月16日からは、ダウンロードによる販売も開始する予定。

(Security NEXT - 2012/05/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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