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2011年は前年からスパム減少するもマルウェアや標的型攻撃、ウェブ脅威は増加

シマンテックは、2011年のインターネットにおける脅威の動向について取りまとめた。前年と比較し、スパムや脆弱性が減少したが、マルウェアや標的型攻撃、ウェブ上の脅威などは増加している。

同社のレポートによれば、送信されたメールに占めるスパムの割合は、前年比34%減となる75.1%へと縮小。2011年に同社が確認した脆弱性は4989件で2割減となり、5000件を割り込んだ。ゼロデイ攻撃に悪用された脆弱性も8件と前年の12件を下回る。

一方、年間を通じて55億件の攻撃を遮断しており、前年比81%増を記録。マルウェア亜種の種類も、41%増加して4億300万件まで膨れあがった。危険なウェブサイトも、前年から36%上昇しており、1日あたりあらたに4597件を遮断した。

個人情報の流出件数は1億8700万件に達し、1件あたりの流出件数は約110万件となり、同社は「かつてない大幅な増加」と指摘。原因としては、コンピュータやスマートフォン、外部記録メディアの紛失が最多だが、最大の脅威としては「ハッキング」を挙げている。

全体的には減少傾向を見せた脆弱性だが、モバイル関連の脆弱性は93%増と対照的で315件があらたに観測された。Androidを狙うマルウェアは67件。これらから派生した亜種に至っては3000件から4000件が存在している。情報の窃取やスパイ活動、有料SMSの送信などを行うという。

またスマートフォン関連の脅威としては、紛失時に96%が情報漏洩を経験。また半数は端末の回収ができないという。

(Security NEXT - 2012/05/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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