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専門家が標的型攻撃より危機感を感じたウイルス「SpyEye」 - MSRT対応で100万大規模の駆除

2011年はさまざまなマルウェアが登場し、標的型攻撃なども話題となったが、ウイルス対策の専門家が注目したのは、2010年と同様「SpyEye」だ。

「SpyEye」は、ウイルス作成ソフトと同ソフトにより作成されたウイルスをまとめて総称したもの。オンラインバンキング、ポータルサイトのアカウント情報や、クレジットカード情報を窃取する。

ラックのサイバーリスク総合研究所でセンター長を務める新井悠氏は、一般ユーザーに影響が大きく、2011年にもっとも印象に残ったウイルスとして、この「SpyEye」を挙げている。

同氏は、闇市場においてオプションなどともに高額で取引されているとして2010年末にも注目すべきウイルスに「SpyEye」を挙げた。当時は国内を狙った攻撃はほとんど観測されていなかったが、2011年に入り、国内の金融機関に対応するなど大きな変化を迎えている。

(Security NEXT - 2011/12/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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