Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

12種類の機能を備えたバックドアを検知 - Dr.Web

Doctor Web Pacificは、10月に同社製品が検知したウイルスの状況を取りまとめた。多様な機能を備えたあらたなバックドアや、データを暗号化したと脅迫プログラムなどが確認されたという。

同社がまとめたランキングによれば、10月にメールトラフィック内で検出されたウイルスの1位は前月と変わらず「Trojan.Oficla.zip」で、全体の17%を占めた。

またユーザーのコンピュータ上で検出されたウイルスの1位も前月同様「JS.Click.218」で、42.1%と4割を超えている。

さらに同社では、10月に多彩な機能を持つ「BackDoor.Bitsex」を確認したという。キーロガーとして情報を盗むほか、ディスク上に保存された情報の閲覧や、ウェブカメラで撮影する機能を備えていた。またプログラムをダウンロードして実行したり、複数のサーバに対してDDoS攻撃を行うなど、12種類の機能が確認されているという。

また、マスターブートレコードをブロックするあらたなプログラム「Trojan.MBRlock.16」が発見された。感染すると、ハードウェア上のデータがマルウェアによって暗号化されたなどと偽の警告メッセージで騙し、金銭を要求するという。

同社が10月に検出したウイルスのランキングは、以下の通り。

メールトラフィック上で検出されたウイルス

1位:Trojan.Oficla.zip
2位:Trojan.DownLoader5.886
3位:Win32.HLLM.MyDoom.33808
4位:Trojan.PWS.Mailer.56
5位:Win32.HLLM.MyDoom.54464
6位:Trojan.MulDrop3.6042
7位:Win32.HLLM.Netsky.18401
8位:Win32.HLLM.MyDoom.based
9位:Win32.HLLM.Netsky.35328
10位:Win32.HLLM.Netsky

ユーザーのPC上で検出されたウイルス

1位:JS.Click.218
2位:Win32.Rmnet.12
3位:Trojan.IFrameClick.3
4位:Win32.HLLP.Neshta
5位:JS.IFrame.112
6位:JS.IFrame.95
7位:Win32.HLLP.Sector.28332
8位:JS.IFrame.117
9位:Win32.HLLP.Whboy
10位:Trojan.Fraudster.211

(Security NEXT - 2011/11/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

不正プログラム検出数が前期の4倍超 - 検出経路「メール」が急増
「ランサムウェア」関連の相談が大幅減 - 一方で被害も
4社に1社が個人端末を業務利用、4割がルールなし
「ランサムウェア」関連の相談が約6倍に - 67件で被害
ネットワーク経由のマルウェア検出が急上昇 - 「WannaCrypt」が影響
7%がSNSなどでアカウント乗っ取り被害を経験 - LINE利用者対象の調査で
2016年の個人情報漏洩インシデントは468件、平均想定賠償額は6.7億円 - JNSAまとめ
IPAへの年間相談は1.6万件弱、ランサム関連311件 - 復号で修理業者による高額請求も
発見から8年経過した「Conficker」検知数が急増 - 前四半期比67倍に
「ウイルス検出」とだます偽警告、相談件数が高水準で推移