Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「EC-CUBE」にSQLインジェクションの脆弱性 - 修正版が公開

ショッピングサイトを構築できるオープンソースのソフトウェア「EC-CUBE」に、深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。開発元や情報処理推進機構(IPA)では、アップデートを呼びかけている。

同ソフトの「Ver 2.11.0」から「Ver 2.11.2」までに「SQLインジェクション」の脆弱性が存在しているもので、悪用された場合、データベースに保存されている個人情報を不正に取得される可能性がある。

開発元であるロックオンでは、脆弱性を修正した最新版「Ver2.11.3」を提供しており、同社やIPAでは、利用者へ注意喚起を行っている。

脆弱性への対応にあたっては、シーソフトの塚田将久氏がIPAへ報告し、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2011/10/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正