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チェック・ポイント、将来的に1Tbpsをサポートする「Check Point 61000」を発表

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、データセンターや通信事業者向けセキュリティゲートウェイ2製品を発表した。

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Check Point 61000

「Check Point 61000」は、セキュリティゲートウェイモジュール(SGM)を最大12台まで増設できるアプライアンス製品。

ファイアウォールで最大200Gbps、IPSで85Gbpsのスループットを実現。同時接続数7000万、毎秒あたりのセッション数60万をサポートした。将来的にはファイアウォールにおいて1Tbps超のスループットを実現するという。

ホットスワップ対応の冗長電源にくわえ、同一マシン内のモジュール間でハイアベイラビリティモードやロードシェアリングモードで動作する「ClusterXL技術」を搭載している。

また「SyncXL技術」によるコンポーネント間の同期に対応。必要に応じて「ファイアウォール」「VPN」「IPS」「URLフィルタリング」「ウイルス対策」など「Software Blade」のモジュールを追加できる。

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Check Point 21400

一方「Check Point 21400」は、「Software Blade」に最適化したセキュリティゲートウェイ。

ファイアウォールにおいて最大100Gbps、IPSにおいて21Gbpsのスループットを実現している。2012年に帯域幅を100Gbpsまで拡張できるオプションの提供を予定している。

1000BASE-T以下のEthernetなら最大37、10GBpsならで最大12までポートを搭載できるなど、高いポート密度を実現した。

「ファイアウォール」「ウイルス対策」「IPS」「Application Control」「Mobile Access」「DLP」など12種類の「Software Blade」が同梱されるほか、用途に応じてモジュールにより機能を追加できる。

価格は、「Check Point 21400」は1932万円。「Check Point 61000」は非公表。

(Security NEXT - 2011/08/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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