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従業員への利用促進が容易になった「MyJVN バージョンチェッカ」 - サーバにも対応

情報処理推進機構(IPA)は、インストールされているソフトウェアが最新版であるか確認できるツール「MyJVN バージョンチェッカ」の機能を強化した。

従来より、クライアントPCで利用される主要ソフトウェアに対応してきたが、今回の機能強化によりサーバ版を用意し、「Windows Server 2003」「Windows Server 2008」「CentOS」「Redhat Linux」に対応した。

ウェブサーバの「Apache」やDNSサーバの「BIND」をはじめ、「OpenSSL」「Apache Tomcat」をサポート。クライアント版についても64bit版の「Windows 7」をサポートしたほか、「Adobe Shockwave Player」がチェック対象に追加されている。

またPCやサーバのセキュリティ設定状態をチェックする「MyJVNセキュリティ設定チェッカ」の機能を統合した。

さらにあらかじめチェック対象を設定し、専用URLを生成しておくことで、ワンクリックでツールを利用できる機能を追加。管理者が従業員に対してツールの利用を促すことが容易になっている。

(Security NEXT - 2011/08/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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