日本MS、セキュリティ更新プログラム13件を公開
「MS11-064」では、TCP/IPスタックの脆弱性2件に対応している。「ICMP」の処理に脆弱性が含まれるが、短いパケットで攻撃できるものではなく、悪用は難しいという。
「Office」に関連の修正としては、直接「Excel」向けのプログラムではないが、Excelファイルを開いた際に不正なライブラリファイルが読み込まれる「Data Access Components」の不具合を「MS11-059」にて解消した。
また「Microsoft Visio」において細工されたファイルを開いた際、リモートでコードが実行される脆弱性に対応した「MS11-060」を提供している。
残り2件のプログラムの深刻度は「警告」。サービス拒否が発生する「Windowsカーネルの脆弱性」や、情報漏洩が生じる「.NET Framework」の脆弱性に対処した。
(Security NEXT - 2011/08/10 )
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