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日本のPCソフト違法コピー率、世界で最も低い水準 - 損害額はワースト10位

国内の違法コピー率を見ると、前年比1%減少し20%。調査開始以来初めて、米国やルクセンブルクと並んで低コピー率ランキングの1位となった。しかし損害額は約1431億円で、前年の約1719億円から減少したものの、ワースト10位に入っている。

違法コピー率の高い国はグルジア93%、ジンバブエ91%、バングラディシュ、モルドバ、イエメンが90%で、9割以上の高水準となっている。これらの市場においては、ソフトウェアの入手方法が正規なのか違法なのかユーザーが理解していない現状があると指摘している。

(Security NEXT - 2011/05/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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