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ボットネット停止の影響で3月のスパム総量は減少 - シマンテックレポート

フィッシング攻撃の総量も、22.7ポイント低下したほか、自動化ツールキットで作成されたサイトは41.5ポイント減少。IPアドレスをURLに持つサイトは30.9ポイント減少と、全体的に減少傾向があらわれた。

一方別の動きとして、3月末にはZIPファイルが添付されたスパムの増加するなど今後の動きが注目される。また東日本大震災に便乗したスパムやフィッシングの発生している。

震災便乗スパムの手口としては、災害ビデオへのリンクを装い、トロイの木馬をインストールさせるケースや、被災者支援を装った詐欺なども確認されている。

(Security NEXT - 2011/05/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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