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義援金詐欺に狙われやすいスマートフォンや携帯電話 - 不正アプリ登場の可能性も

エフセキュアは、東日本大震災に便乗するネット犯罪を確認しているとして、注意を喚起した。今後は、携帯電話やスマートフォンのユーザーが狙われる可能性も高いとしている。

すでにスパムメールやSNSサービス、SEOポイズニングを利用して義援金詐欺サイトへ誘導する手口が確認されているが、これら攻撃はもちろん、同社では、スマートフォンや携帯電話の特性上、ターゲットになる可能性があると説明する。

これら端末では、アクセスしたウェブサイトのURLが確認しずらいケースも少なくないことから、フィッシング攻撃の対象となる可能性が予測されるという。

同社は、今後は詐欺目的のスマートフォンアプリが公開される懸念もあると指摘。パソコン、モバイル端末に限らず、情報元が信頼できるか確認するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/04/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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