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2010年上半期の個人情報漏洩インシデントは684件 - JNSAまとめ

もっとも漏洩人数が多かった事故は、航空測量事業者が、業務受託先である地方公共団体の個人情報20万1414件を紛失した事案。インターネットメディア事業者の従業員がノートPCを盗まれたケースが19万7907件で続いた。

インシデントの原因は、37.3%は誤操作によるもので、管理ミスが30%で2番目に多い。また流出経路を見ると、紙媒体が446件で65.2%を占めており、次いでUSBメモリなど可搬媒体によるインシデントが85件で多かった。

同協会では、2010年下半期についても集計を行い、2010年の年間報告書として公開する予定。

(Security NEXT - 2011/02/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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