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IT製品調達、7割弱がセキュリティを重視 - 3割「予算の制約で対策実行できない」

情報セキュリティ対策としては、ウイルス対策を必要とする声が「非常に感じる(60.7%)」「やや感じる(30.6%)」をあわせて9割を超えた。

情報漏洩対策についても、「非常に感じる」との声が54.3%と半数を超え、「やや感じる」をあわせると85.5%に上っている。不正アクセスについても84.2%が必要性を感じていた。

セキュリティ対策を実施する際の課題としては、29.0%が対策がわかりながらも予算による制約により実行できない現状にあり、「価格」重視の姿勢がここにもあらわれている。

また潜在するリスクがわからないと回答したユーザーが14.3%、リスクはわかるものの、対応方法がわからないとするユーザーも15.6%に上った。

(Security NEXT - 2011/02/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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