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ファイル共有ソフト関連ウイルスが3種ランクイン - トレンド月間レポート

また4位、5位、7位にはファイル共有ソフト経由で感染する「WORM_ANTINNY」の亜種がランクインしている。世界のランキングではいずれも圏外で、日本のみ突出しているという。

ワールドワイドでは、11万6680件検出された「WORM_DOWNAD.AD」が1位。2位の「CRCK_KEYGEN」とは3倍以上の差をつけている。3位には、HOSTSファイルを書き換えて特定サイトへアクセスした際に不正サイトへ誘導させる「TSPY_ONLINEG.MCS」が入った。

国内の不正プログラム検出状況は以下のとおり。

1位:CRCK_GETCPRM
2位:WORM_DOWNAD.AD
3位:CRCK_KEYGEN
4位:WORM_ANTINNY.AI
5位:WORM_ANTINNY.F
6位:HKTL_KEYGEN
7位:WORM_ANTINNY.JB
8位:PE_PARITE.A
9位:ADW_DOUBLED
10位:TROJ_REDOS.SME

(Security NEXT - 2011/02/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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