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ファイル共有ソフトの過去1年の利用者は5.8% - CODA調査

中高生も「Winny」が30.2%と最も多いが、以降「BitTorrent(26%)」「Cabos(17.9%)」「Limewire(7.9%)」「Share(6.3%)」になるなど、やや異なる傾向が見られた。

2009年10月以前にファイル共有ソフトを利用していた「過去利用者」は、15才以上が12.9%、中高生が4.8%だった。

ファイル共有ソフトの利用をやめた理由としては、「ウイルス感染が心配、ウイルスに感染した」との回答がもっとも多かった。情報流出に対する不安も目立ち、15才以上では21.9%、中高生は11.1%が理由に挙げたという。

中止の理由に著作権の問題を挙げるユーザーも多く、15才以上では22.1%、中高生では17.8%が「著作権侵害の問題がある」と回答。2010年1月の著作権法改正をやめた理由に挙げたのは、15才以上が12.6%、中高生が21.9%とやや差が見られた。

(Security NEXT - 2011/02/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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