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メールを大量配信する「W32/Xirtem@MM」が拡大 - マカフィーまとめ

1月は「VBS/LoveLetter@MM」の検知会社数が上昇した。古い手口であらたな亜種ではないという。国内の掲示板サイト「2ちゃんねる」においてコードを投稿する行為が多発したことが原因と同社では分析している。

またメールアドレスを収集し、メールを大量発信する「W32/Xirtem@MM」の亜種が国内で感染が拡大中だ。登場後2年を経過するが、亜種が流通しているもの。

今回確認された亜種は、「cab形式」の自己解凍ファイルとして配布されており、感染するとバックドアが作成されたり、パスワードを盗むトロイの木馬がインストールされる。

同社が発表した検知マシン数のトップ10は以下のとおり。

ウイルス

1位:Generic!atr
2位:Generic PWS.ak
3位:W32/Conficker.worm.gen.a
4位:PWS-Gamania.gen.a
5位:Generic PWS.y!cvw
6位:PWS-Gamania.b!l
7位:Generic PWS.o
8位:Generic PWS.y!cvt
9位:Generic.dx
10位:Generic Dropper.xn

不審なプログラム(PUP)

1位:Generic PUP.x
2位:MySearch
3位:Adware-OptServe
4位:Generic PUP.d
5位:RemAdm-VNCView
6位:MWS
7位:Generic PUP.z
8位:ASKToolbar.dll
9位:Adware-Softomate.dll
10位:Adware-UCMore

(Security NEXT - 2011/02/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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