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改ざん減少するもワンクリック不正詐欺サイトが急増 - 啓発コンテンツの盗用も発生

改ざんされたまま放置されたサイトは、その間に埋め込まれている不正スクリプトも変化することを同社では確認している。不十分な対策や管理されていないなど、複数の原因が考えられるが、企業の信頼性を失う原因になると指摘している。

12月に大幅な増加を見せたのが「ワンクリック不正請求サイト」。前月の1132件を大きく上回る1539件が確認された。

1月に入ってからは、同社公開コンテンツをはじめ、ワンクリック不正請求に関して啓発するサイトのコンテンツが、盗用される被害が発生。盗用されたコンテンツは、改変され、ワンクリック不正請求の正当性を主張するサイトに利用されていたという。

(Security NEXT - 2011/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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