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機密データを識別する新機能を備えたDLP製品 - シマンテック

シマンテックは、企業が保有する機密情報の検出と保護に特化したDLPソリューション「Symantec Data Loss Prevention 11」を発表した。2011年前半より提供を開始する予定。

同製品は、企業が保有する機密情報の検出、監視、保護、管理に特化したセキュリティソリューション。最新版では、機密情報を検出する新技術として「ベクトル機械学習」機能を搭載した。

同技術は、サンプルのドキュメントを使って機密データの特徴を学習することで、非機密データとの相違を認識。キーワードリストを使ってポリシーを作成したり、各ドキュメントに固有のフィンガープリントを付与する必要がないという。

またリスクにさらされているデータの所在を特定し、所有者に対し自動的に警告を送る機能のほか、アプリケーションファイルアクセス制御や、信頼できるデバイスのみ機密データのコピーを許可する機能なども追加している。

(Security NEXT - 2011/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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