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茅ヶ崎市で発生した児童の個人情報放置、年末に再び相次ぐ

茅ヶ崎市立浜之郷小学校の児童名簿が、2010年8月に路上に放置されていた問題で、同じ名簿の放置が市内で相次いで発生していることがわかった。

放置されていたのは、同校の児童29人および秋田県内の小学校の児童35人の氏名、住所、電話番号、保護者氏名、在籍する兄弟の氏名などが記載された学級名簿。同校の教師が2008年5月8日に紛失したUSBメモリ内のデータを印刷したものと見られている。

2010年8月22日に、同校の校門付近や市内の路上に放置されているのが発見されているが、あらたに同年12月30日から31日にかけて、同校や一般住宅のポストで発見された。

さらに年明け1月4日には一般住宅のポストで、また5日にはコミュニティセンターや学童保育施設のポストで発見された。投函時期は年末で、同校では名簿を回収するとともに、警察に届け出るなど対応を進めている。

(Security NEXT - 2011/01/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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