Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

感染報告数は1年で半減、サイト改ざんによる攻撃は巧妙化 - トレンド年間レポート

トレンドマイクロは、2010年に同社サポートセンターへ寄せられたウイルス感染被害報告を取りまとめ、12月15日時点の速報として発表した。

レポートによれば、2010年の不正プログラム感染被害の総報告数は1万6536件で、2009年同時期の4万4587件の4割弱にまで減少した。

もっとも報告を多く寄せられたウイルスは「WORM_DOWNAD」。2009年の2位から順位を上げたが、報告数そのものは前年の約3割程度にとどまっている。

続く2位の「MAL_OTORUN」についても前年の1割強と大幅に減少している。3位には偽セキュリティ対策ソフト「TROJ_FAKEAV」で金銭を目的とした攻撃が続いている。

(Security NEXT - 2010/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
自治体におけるマイナンバー取扱状況を公表 - 個情委
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増
「サイバーセキュリティ」認知度5割届かず - 3割弱が対策未実施
テレワークで機密情報の特例持出が増加 - ルール遵守、半数近くが「自己確認」のみ
2021年度の個人情報漏洩などの報告は6000件弱 - 4件に1件が不正アクセス
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」
中小企業の3分の1、直近3年間のセキュ投資ゼロ - 「必要性を感じない」
ソフト全般「脆弱性」対策の必要性、PC利用者で約6割が認知