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スマートフォン、約3割が業務用アプリ以外利用認めず

PCを持ち出す際のルールとしてもっとも多かったのは、「上司の許可や所定の手続が必要」の69.1%で、次いで「暗号化ソフトの導入」「未許可のソフトのインストール禁止」と続く。一方携帯電話については規定が緩く、「ルールはない」という回答が24.7%にのぼった。

システム管理者がアクセス制限をかけているサイトは、「2ちゃんねる」が75%でもっとも多く、「mixi(54%)」、「GREE(49.7%)」なども半数近くが制限をかけている。

持ち出し機器からの情報漏洩防止のため実施したい対策としてシステム管理者が挙げたのは、「暗号化」72.4%、「URLフィルタリングの導入」52.8%だった。

タブレット端末やスマートフォンが採用している理由としては、可搬性の良さや必要最低限の機能が搭載していることを挙げる管理者が多かった。貸与されているスマートフォンやタブレット端末はタブレット端末で「iPad」が54.1%、スマートフォンで52.7%が「iPhone」とiOS搭載機器が半数を占めている。

(Security NEXT - 2010/12/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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