Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

偽ソフトの押し売りや「Winny」関連の相談が高水準 - IPAまとめ

侵入被害では、ウェブページの改ざんおよび他サイト攻撃の踏み台に悪用されたケースが各2件だった。原因は、脆弱なパスワード設定が2件、脆弱性悪用が1件だった。

11月に同機構へ寄せられた相談件数は1692件で、3カ月連続で減少となった。「ワンクリック不正請求」に関する相談は483件で、ピーク時の半分にまで減少する一方、「偽セキュリティ対策ソフトの押し売り行為」関連が18件、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」関連が10件、「Winny」関連が8件といずれも増加を見せており、予断を許さない状況が続いている。

(Security NEXT - 2010/12/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
自治体におけるマイナンバー取扱状況を公表 - 個情委
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増
「サイバーセキュリティ」認知度5割届かず - 3割弱が対策未実施
テレワークで機密情報の特例持出が増加 - ルール遵守、半数近くが「自己確認」のみ
2021年度の個人情報漏洩などの報告は6000件弱 - 4件に1件が不正アクセス
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」
中小企業の3分の1、直近3年間のセキュ投資ゼロ - 「必要性を感じない」
ソフト全般「脆弱性」対策の必要性、PC利用者で約6割が認知