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MSRTが「Zeus」を大量検出 - 国内でも感染が拡大中

「Zbot」や「Zeus」として知られるマルウェアファミリーへの感染が、国内外で広がっている。

海外では実被害が発生していることから、マイクロソフトでは「悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT)」で、10月に同ファミリーへ対応したが、その後同ツールにより多くの端末から検出されている。

マイクロソフトセキュリティレスポンスチームでチーフセキュリティアドバイザーを務める高橋正和氏によれば、提供後約1カ月の状況を見ると、マルウェアファミリーのなかで「Zbot」の検出率が首位。MSRTにおいて対応直後に検出率がトップとなるケースは珍しいという。

「Zbot」ファミリーが駆除された端末の台数は、提供開始直後わずか3日で27万4873台にのぼっており、同期間中にマルウェアが駆除された134万4669台の約2割が同ファミリーへ感染していたことになる。

(Security NEXT - 2010/11/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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