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約19万5000件の個人情報がファイル共有ソフト経由で流出 - リロHD関連会社

不動産事業を展開するリロケーション・ジャパンの顧客に関する個人情報が、ファイル共有ソフト経由でインターネット上へ流出していたことがわかった。同社では流出経路などを調べている。

同社が展開する借上社宅管理業務に関連した個人情報がファイル共有ソフト上に流出したもの。流出した情報には賃貸物件の所有者に関する氏名や物件情報など6万5534件のほか、入居者の氏名や住所など12万9598件が含まれていたという。

取引先より指摘を受け、同社は8月25日に流出を確認。情報が拡散するおそれがあるとして公表を控えていたが、拡散の可能性が減少し、対策の準備が整ったことから発表に踏み切ったもので、悪用は確認されていない。同社では、流出元や流出原因、アップロード元の特定など調査を進めている。

(Security NEXT - 2010/09/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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