Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

プライバシー情報の漏洩が「がん」や「交通事故」よりも不安

インターネット上へプライバシー情報が漏洩することに対して不安を感じている人が、「がん」や「交通事故」「新型インフルエンザ」を不安と考える人よりも多いことがわかった。

東京大学、東洋大学、NTTが、日本や米国をはじめ、中国、韓国、イギリス、ドイツ、フランス、フィンランド、シンガポール、チリの10カ国において、15歳から69歳までの男女330人を対象に電話で意識調査を実施した結果判明したもの。

「インターネット上におけるプライバシー情報の漏洩」のほか、「原子力発電」「地震」「水害」「食の安全」「新型インフルエンザ」「がん」「犯罪」「交通事故」「地球温暖化」など10項目について不安に感じる人の割合を調べた。

日本において不安と感じる人の割合がもっとも高かったのが「犯罪」で83.3%。82.4%の「地震」が続く。「インターネット上におけるプライバシー情報の漏洩」は78.2%で3位に入っており、4位の「交通事故(73%)」や5位の「がん(71.8%)」を上回った。

また他国との比較では、10カ国中不安と感じる人の割合が2位だった「地球温暖化」や、4位となった「原子力発電」「水害」「新型インフルエンザ」以外の6項目については、いずれも不安に感じる人の割合が対象国10カ国中で1位で、あらゆる面において漠然とした不安を感じる傾向が現れたという。

(Security NEXT - 2010/09/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

消費者の7割「情報漏洩が発生した企業との取引をやめる」 - 9割超が法的措置検討
約6割が「インターネット空間」に犯罪の不安感じる
「ランサムウェア」関連の相談が大幅減 - 一方で被害も
自動運転に半数弱が「関心あり」 - サイバー攻撃対策求める声も
全従業員のマイナンバーを収集した企業、7割から8割
「ランサムウェア」関連の相談が約6倍に - 67件で被害
Fintech利用は20人に1人、3割超が普及に「不安」 - 情報流出やなりすまし、悪質業者参入に懸念
多くの企業が不正侵入対策へ注力するも3割弱が被害を経験
5月のフィッシング報告数は386件 - 大半は「アカウントの不正利用」で不安煽る
2017年1Q、フィッシングサイトへ誘導されたユーザーが2割増