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職員が個人情報含む被保険者名簿を受給者に流出、未だ返還されず - 日本年金機構

日本年金機構は、159人の個人情報が記載された船員保険被保険者名簿を、旧仙台東社会保険事務所の職員が許可を得ず持ち出し、受給者1人に提供していたことを明らかにした。

流出したのは昭和30年から40年代の船員保険被保険者名簿の写しで、被保険者159人の氏名、生年月日、保険記号番号、被保険者資格の取得、喪失年月日、標準報酬月額などが記載されていた。

2007年6月、年金加入記録に疑義を申し立てていた受給者宅を職員が訪問した際、説明に使用する目的で同名簿を持参。しかし受給者に名簿を要求され、拒みきれず渡したという。名簿の持ち出しや受給者への提供について、上司への報告は行っていなかった。

年金加入記録の確認を行うため受給者が提示した資料に同名簿が含まれていたことから、今回の流出が判明。名簿の返還を求めたが拒絶されたという。同機構では関係者に謝罪するとともに、引き続き名簿の返還を要請するとしている。

(Security NEXT - 2010/08/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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