Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

7月はウイルス検出数増、「Autorun」の急増目立つ - IPAまとめ

侵入被害の内訳は、外部サイト攻撃の踏み台に利用されたケースが3件、ウェブページの改ざんが2件。原因は「Gumblar」の手口と推測されるものが1件、phpMyAdminの脆弱性を悪用されたものが1件。なりすましはすべて、オンラインゲームにおけるアカウント乗っ取りだった。

7月に同機構に寄せられた相談件数は2133件で、6月から増加した。なかでも「ワンクリック不正請求」に関する相談が805件と、前月の755件から増加。最高件数を記録した2009年11月の903件に次ぐ件数となっている。

このほか、「セキュリティソフトの押し売り行為」に関する相談が5件、「Winny」に関する相談が3件、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」に関する相談が1件寄せられた。

(Security NEXT - 2010/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
自治体におけるマイナンバー取扱状況を公表 - 個情委
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増
「サイバーセキュリティ」認知度5割届かず - 3割弱が対策未実施
テレワークで機密情報の特例持出が増加 - ルール遵守、半数近くが「自己確認」のみ
2021年度の個人情報漏洩などの報告は6000件弱 - 4件に1件が不正アクセス
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」
中小企業の3分の1、直近3年間のセキュ投資ゼロ - 「必要性を感じない」
ソフト全般「脆弱性」対策の必要性、PC利用者で約6割が認知