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「ヘルプサポートセンター機能」の脆弱性狙うゼロデイ攻撃が発生

今回の脆弱性は、アドバイザリ公表直後からセキュリティベンダーによる注意喚起が頻繁に行われている。ラックやNTTデータ・セキュリティなども脆弱性に対する攻撃の再現性テストを実施し、レポートなどを公表していた。

現在、脆弱性を解消するプログラムは提供されておらず、攻撃を避けるには、マイクロソフトのアドバイザリに記載されている方法でレジストリを操作し、脆弱性の悪用に利用される「HCPプロトコル」の登録を停止する必要がある。また同社では、一連の操作を自動化した「Fix it」をウェブ上で提供している。

(Security NEXT - 2010/06/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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