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LZH形式ファイルでウイルス検証回避の脆弱性 - ライブラリ作者が利用中止を呼びかけ

「CVE-2010-0098」については、国内でもJVNで脆弱性情報「JVNVU#545953」として掲載され、注意喚起が実施されている。

同氏はこの点について、LZH形式も同様の脆弱性が含まれているため、情報処理推進機構(IPA)に報告したが不受理になったことをウェブサイトで公表。

同機構における脆弱性情報の取り扱い方法へ疑問を呈するコメントとともに、今後同ソフトの新規開発は中止し、メンテナンスのみ実施する方向性を明らかにしている。

(Security NEXT - 2010/06/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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