Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2億4000万の悪質コード - 「シングルトン」が57%

シマンテックが、2009年のインターネットに関する脅威の状況を取りまとめた。レポートを見ると驚愕の数字が並んでいる。

まず、あらたに確認された悪質なコードの件数に目を疑う。同社が収集したコードは、2008年の約2倍にあたる2億4000万件。日本の人口を約1億2000万人とすれば、1人あたり2件の悪質コードが登場したことになる。

これだけ件数が多くなっている理由は、攻撃者がコードをきめ細かく変化させていることだ。同社によれば、これらコードの約57%が、1件しか確認されていない「シングルトン」だった。

従来のように同一のウイルスが大量にまん延するのではなく、ウイルスの亜種が大量に出回っている状況といえる。こうした背景には、誰でもマルウェアを作成できるツールの流通が後押ししており、定義ファイルによる検知逃れといった目的も予想される。

(Security NEXT - 2010/05/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

マルウェア亜種の減少傾向続く - 一方でスパムは増加
企業向け認知度調査、もっとも高い「WannaCrypt」でさえ4割満たず
不正サイトのマルウェア拡散、「仮想通貨採掘ツール」にシフト - 相場高騰が後押しか
445番ポートへのパケットを継続して観測、「WannaCrypt」の影響収束せず
10月のマルウェアメール、7カ月ぶりに減少 - 新種マルウェア5000万件割る
制御システムの37%で攻撃を検知 - 3割が製造業
不正プログラム検出数が前期の4倍超 - 検出経路「メール」が急増
クラウド環境向けセキュリティ製品、2021年までの年間平均成長率は20.9% - IDC予測
金融機関の3割でサイバー攻撃が発生 - 1割が「経営に影響」と回答
ランサムウェアを6割が認知するも、4割強はバックアップ未実施