Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ヤフーら、「保護者のためのフィルタリング研究会」を設立 - 「保護者本位のフィルタリング目指す」

ネットスター、ヤフー、デジタルアーツの3社は、「保護者のためのフィルタリング研究会」を設立した。研究会の座長には、青少年メディア研究協会で理事長を務める下田博次氏が就任し、事務局はネットスターとヤフーが務める。

同研究会は、フィルタリングの利用者となる保護者に対し、潤沢な情報を提供したり、利用者主体のサービス実現を目指すもの。

学術研究者や保護者が参加し、学校関係者や関連事業者、行政関係者に対してヒアリングを実施するなど、家庭向けフィルタリングサービスの現状や課題などを調査、検討を進める。

同研究会では、4月から11月まで活動し、フィルタリングサービス提供者向けの行動指針などを取りまとめるとしており、11月に報告書を公開する計画。

(Security NEXT - 2010/04/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

クレカ会社のドメイン、「DMARC」本格運用は1割届かず
ネットバンク不正送金被害が8月下旬より急増 - わずか2カ月で上半期上回る勢い
2020年のフィッシング、3分の2が「HTTPS」対応 - 12月には半数超に
国内組織の6割が「SASE」導入に着手 - 「VPN」が46%で最多
情報流出を狙った攻撃が5割超 - 脆弱性探索も
フィッシングサイト、1カ月で5481件 - 報告数とともに最多記録を更新
フィッシングURL件数、5月も4000件台と高水準 - 報告件数は1.4万件超に
海賊版サイトへのアクセス抑止策に関する報告書 - 総務省
高校生のセキュリティ対処能力は上昇傾向
未成年スマホのフィルタリング使用率は4割 - 9.5ポイント減