Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NEC、プライベート情報を隠しつつ認証できる「匿名認証」用LSIを開発

NECは、プライバシーを確保した上で所属を確認する匿名認証処理の専用LSIを開発した。ICカードや携帯電話などへ応用することが可能だという。

同社によれば、同LSIは総務省の「情報の来歴管理等の高度化・容易化に関する研究開発」による成果で、所属を確認するグループ署名技術を活用しつつ、暗号化によりプライバシーを確保することで匿名認証に対応したという。

従来小型機器に搭載されていたソフトウェアによる演算処理では、負荷が大きく署名が困難だったが、演算機能を独自搭載したLSIを開発することにより、ICカードや携帯端末といった小型機器に応用が可能になった。

LSI内部には、匿名認証アルゴリズムで必要となる「多倍長整数演算」「楕円曲線演算」「ハッシュ演算」を組み合わせて実行できる機能を搭載した。また消費電力についても、従来ソフトウェアの1/100以下に抑えたと説明している。

(Security NEXT - 2010/04/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「FFRI yarai 3.2」がリリース - 検知エンジンや管理コンソールを強化
「顔」と「手のひら」による手ぶら決済技術 - 日立とKDDI
スマホアプリとマイナンバーカードによる本人確認サービス - 凸版印刷
DNPとNEC、生体認証分野で協業 - 顔認証の本人確認アプリ
ネットワークの可視化やアクセス制御を提供する「FortiNAC」 - フォーティネット
米中間選挙にあわせコンシューマー向け製品を無償提供 - Cylance
シェアリングエコノミー向け本人認証サービス - イー・ガーディアン
国家試験「iパス」、セキュリティ分野の項目を拡充 - 2019年度試験から
CSAJ、データ消去証明書の発行事業を開始 - 対応ソフトやサービス事業者を募集
F5、ボットやDDoSへの対策備えたWAF - オプションでPWリスト攻撃にも対応