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携帯電話とOTPを組み合わせた認証基盤を会員企業に導入 - 日本オンラインゲーム協会

オンラインゲーム事業者で構成される日本オンラインゲーム協会(JOGA)は、携帯電話とワンタイムパスワードを組み合わせた認証システムを、会員企業の共通基盤として導入すると発表した。

今回のシステム導入は、警察庁の要請を受けて実施されたもの。不正アクセスによるアカウント情報の詐取や、なりすましによる犯罪行為が増加している現状に対応する。

複数企業の共通基盤システムとして稼動することで、複数企業で問題解決に取り組み、速やかな解決や解決策の情報共有を目指す。また複数の企業が導入するため、中小ベンチャー会員企業でも導入可能な低コストが実現できると説明している。

また、今後は不正アクセスに関する情報を企業内だけで保有するのではなく、関連省庁や団体、クレジットカード事業者と共有し連携を図ることで、犯罪防止やユーザー保護の強化を期待できるという。

(Security NEXT - 2010/04/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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