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フィンガープリントと記載内容から検出可能、10万人規模まで対応するDLP - RSA

情報操作の監視にあたっては、ファイルのフィンガープリントや実際の記述内容から検出することが可能。個人情報保護法など国内法規やガイドライン、PCI DSSなど150種類のテンプレートが用意されている。人名や住所、口座番号、パスワード番号など国内向けの辞書も搭載した。

「DLP Datacenter」では、分散環境へ対応しており、サーバの余剰リソースを利用してスキャンを実施、10万人規模の環境でも導入することができる。一方、「DLP Endpoint」ではモバイルPCにも対応し、オフラインでも監視を行い、再度ネットワークへ接続した際にログの収集などが行われる。

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実際の管理画面(図:RSA)

同製品では、同社の統合ログ管理プラットフォーム「RSA enVision」との連携のほか、マイクロソフトの「Microsoft Active Directory Rights Management Services」によるユーザー管理や、シスコシステムズのメールセキュリティ対策製品「Cisco Email Security Appliance」における情報漏洩対策など連携できる。さらにEMCやVMwareなどインフラ事業者との連携に力を入れている。

(Security NEXT - 2010/03/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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