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2009年上半期の個人情報漏洩による想定損害賠償の総額は1545億5887万円

報告書においてもっとも件数が多かった事件は、148万6651件を元従業員が持ち出した三菱UFJ証券の事件。2番目に規模が大きかったソニー生命の14万151件の10倍以上の規模となった。

両インシデントを含め、上位10位中4件が金融関連で42.9%を占め、25.7%の公務が続いた。原因を見ると52.5%と半数以上が管理ミスで、次いで22.3%が誤操作。漏洩経路は71.9%が紙媒体だった。

(Security NEXT - 2010/03/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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