Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

詐欺メールとフィッシングメールが急増、スパム全体の21%と最高値を記録 - シマンテック調査

このほか、1月はオンライン薬局のスパムが大きな割合を占めた。また、バレンタイン関連のスパムも多く配信されたが、クリスマス関連スパムほどの活発な動きは見られなかったという。

また1月は、「.cn」ドメインのURLを持つスパムの減少傾向が現れた。中国当局による、海外からの「.cn」ドメインの新規登録停止措置の影響と見られ、1月末の急激な減少により前月の半分以下にまで後退した。しかし、時間の経過とともに回復する可能性もあると分析している。

100219st.jpg
「.cn」ドメインのURLを持つスパムの状況(図:シマンテック)

(Security NEXT - 2010/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増
Apple、約170万件の不正アプリ停止 - 20億ドル超の不正クレカ取引を阻止
「WordPress」関連事故の背景に知識や予算の不足
ウイルス届け出、前年比73.4%増 - 「Emotet」など被害も
2020年の緊急対応支援、3割強が「Emotet」 - ラック
2019年下半期は1953万件の違反投稿に対応 - LINE
2019年の不正アクセス届出は89件 - 56件で被害
半年でSNS投稿1799万件を非表示に、45%がスパム - LINE
インシデント調査の26%がランサム被害 - 詳細調査で3割強よりAPT痕跡
2018年はランサム活動が縮小 - RaaSの「GandCrab」に活発な動き