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ASVによる脆弱性診断サービス「NinjaSCAN」 - 「なんちゃってPCI準拠サービスではない」クォリス菊地氏

今回の発表にあわせて来日した米Qualysの会長兼CEOを務めるPhilippe Courtot氏は、記者向け説明会で、クラウドを活用したSaaSサービスは導入後もベンダーに縛られず、選定や入れ替えが容易であり、コストの削減も実現できるとメリットを説明。同社サービスをフォーチュン100の42%が利用しているなど多くの企業で利用されていることを紹介した。

クォリスジャパン代表取締役の菊地昭一氏は、1年間で7回のバージョンアップを実施するなど、リアルタイムにPCI DSSの要件へ対応しているサービスの特徴へ言及。

世界的にカード情報の取り扱いについてセキュリティ対策が求められており、今回の日本語化に加え、ロシア語、ポルトガル語など他言語対応が進んでおり、今後は韓国語や中国語へも対応予定であることを明らかにした。

またPCI DSS準拠とするサービスが多いが、今回のサービスについて、ASVによる診断するサービスであり、「なんちゃってPCI準拠サービスではない」と他社サービスとの違いを強調した。

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(左から)米Qualys会長兼CEOのPhilippe Courtot氏、クォリスジャパン代表取締役の菊地昭一氏

(Security NEXT - 2010/02/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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