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「Gumblar」や「Conficker」など2009年からの傾向が続く - マカフィーレポート

このほか、「Gumblar」とは異なるウェブ経由の脅威として、IEの脆弱性を悪用する「Exploit-MSDirectShow.b」が、検知企業数の8位に入っている。昨年6月から中国で多数のサイトが被害に遭っているが、1月には国内のサイトにも被害の拡大が確認されたという。同社では、「Gumblar」以外の攻撃にも十分な対策を行うよう求めている。

一方、不審なプログラムのランキングでは前月から大きな変化は見られなかった。全体の件数もほとんど変わらないという。同社が発表した検知マシン数のトップ10は以下のとおり。

ウイルス

1位:Generic!atr
2位:Generic PWS.ak
3位:W32/Conficker.worm.gen.a
4位:W32/Conficker.worm!job
5位:JS/Redirector.d
6位:JS/IFrame.gen.d
7位:PWS-Gamania
8位:PWS-Gamania.gen.a
9位:Generic PWS.y!brn
10位:Generic Dropper.lr

不審なプログラム(PUP)

1位:Generic PUP.x
2位:Adware-OptServe
3位:MySearch
4位:Generic PUP.d
5位:Generic PUP.z
6位:RemAdm-VNCView
7位:MWS
8位:ASKToolbar.dll
9位:Adware-Softomate.dll
10位:Generic!bg.fmx

(Security NEXT - 2010/02/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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