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Kasperskyが修正した定義ファイルを未明に公開 - 誤検知問題は収束へ

Kaspersky Labs Japanが提供するセキュリティ対策製品において、正常なサイトをトロイの木馬として誤検知する現象が発生していたが、同社は、問題を修正した定義ファイルの配信を未明より開始している。

今回の誤検知は、25日13時過ぎに定義ファイルへ誤ったシグネチャ情報が追加されたのが原因で、Googleの広告サービスで用いられるスクリプトを「Trojan.JS.Redirector.ar」として検知する状況となった。

同日同社では定義ファイルの修正を予告。翌26日1時より提供を開始した。リリース日時が同日0時45分以降のものを適用していれば、誤検知の問題は発生しないという。

Kaspersky Labs Japan
http://www.kaspersky.co.jp/

(Security NEXT - 2010/01/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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