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職員の個人PCから個人情報含む業務資料が「Winny」流出 - 国交省

国土交通省職員の自宅から、ファイル共有ソフト「Winny」経由で個人情報含む業務資料がネット上へ流出していたことがわかった。

流出が判明した国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所によれば、職員が作業のため、データを自宅のパソコン宛にメールで送信。その後パソコンにインストールされていたファイル共有ソフト「Winny」を介して流出したという。

流出の可能性があるのは、2005年から2009年までに作成された予算関係資料や、事務所内でやり取りした業務メールなど行政事務情報43件で、そのうち17件に個人情報が含まれているという。同事務所では詳細を調査するとともに、再発防止を徹底するとしている。

(Security NEXT - 2010/01/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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