ワンクリ詐欺相談が減少するも「タコイカウイルス」などWinny関連相談が増加
情報セキュリティに関する届け出や相談件数の統計を毎月まとめている情報処理推進機構(IPA)によれば、12月は相談件数が大きく減少したものの、「Winny」に関する相談が増加したという。
12月の不正アクセスに関する届出は9件。侵入3件やなりすまし2件が報告されており、「ウェブサイトの改ざん」や「メールマガジン配信用のアドレスリストが削除される」「オンライン上のポイントが盗まれる」といった被害が確認された。FTPアカウントの盗難やウェブアプリの脆弱性などが原因と見られている。
また不正アクセスに関する相談件数は22件で、届出件数とともに前月から減少傾向となっているが、被害が発生したケースの合計は20件と前月と変わらなかった。
同機構に寄せられたウイルスや不正アクセスに関する相談件数の合計は1794件で、2315件まで増加した11月から大きく減少した。ワンクリック不正請求に関する相談が903件から576件へと改善したことなどが影響した。
一方で、11月は相談がなかったファイル共有ソフト「Winny」に関連する相談が6件と増加。画像ファイルなどを、利用者の意図に反して魚介類の画像へ不正に書き換える通称「タコイカウイルス」に感染した事例が寄せられている。
同機構では、破壊型ウイルスに感染した場合、データの復旧は困難と指摘。情報漏洩などにつながる暴露型ウイルスも流通しており、「ファイル共有ネットワークは危険だという認識を持つべき」と利用者に警告を発している。
(Security NEXT - 2010/01/06 )
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