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パスワードを盗むマルウェアがさまざまな手口で配布 - Dr.Webまとめ

ネットフォレストは、Doctor Webによる11月のウイルスおよびスパムの動向をまとめたレポートを発表した。オンラインサービスのパスワードを盗聴するマルウェアや、個人情報を詐取しようとするフィッシング詐欺がまん延しているという。

同レポートによれば、同社が11月にデータベースに登録したマルウェアは10万7101件。11月上旬までは、悪質な添付ファイルやリンクが含まれるメールの状況に大きな変化は見られなかった。中旬以降に流通量が半減したが、一時的な減少であると同社は分析している。

同社では、11月にパスワードを盗聴するプログラムを配布するさまざまな手口を観測している。「電子決済協会(NACHA)」を装ったメールで「Trojan.PWS.Panda」の亜種が配布されたケースのほか、携帯電話の位置探索ソフトに偽装して配布された「Trojan.PWS.AccHunt.11」や「Trojan.PWS.Multi.109」などが確認された。

10月には、Facebookの管理者を装ったメールでウイルスが配布されたが、11月には同様の手口でMySpaceのユーザーを狙った攻撃が発生するなど、SNSに便乗する攻撃も減っていない。

同社によると、パスワードが変更されたため、添付ファイルに含まれる新しいパスワードを確認するよう求めるケースや、悪質なサイトへ誘導して必要なユーティリティと称したマルウェアをインストールさせようとするケースなどがあった。

個人情報を詐取しようとするフィッシングに関しても攻撃が多角化。高収入のアルバイト募集に見せかけてサイトへ誘導するといった手法のほか、Twitterやグーグルの無料サービスを悪用も行われているという。同社がまとめたウイルスの検出状況は以下のとおり。

メールサーバ上の検出ウイルスランキング

1位:Trojan.DownLoad.37236
2位:Trojan.DownLoad.47256
3位:Trojan.Fakealert.5115
4位:Trojan.MulDrop.40896
5位:Trojan.Packed.683
6位:Trojan.Fakealert.5238
7位:Trojan.DownLoad.50246
8位:Trojan.Fakealert.5825
9位:Trojan.Fakealert.5437
10位:Win32.HLLM.Netsky.35328

ユーザーPC上の検出ウイルスランキング

1位:Win32.HLLW.Gavir.ini
2位:Win32.HLLW.Shadow.based
3位:Trojan.WinSpy.282
4位:Trojan.Redirect.11
5位:Trojan.SqlShell.9
6位:Win32.Sector.17
7位:Trojan.WinSpy.247
8位:Trojan.AppActXComp
9位:Trojan.AuxSpy.74
10位:Win32.Alman.1

(Security NEXT - 2009/12/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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