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ボットネット「Cutwail」が活発、「Conficker」も増加 - マカフィーレポート

そのほか全体の傾向として、「IE」や「Adobe Acrobat」「Flash Player」などの脆弱性を悪用してウェブ経由で感染を試みる「Gumblar」の動きが依然として活発だという。いずれも古い脆弱性が攻撃されているため、OSやアプリケーションを最新の状態に保つことを推奨している。

一方、不審なプログラムのランキングでは前月からほとんど変化は見られなかった。全体の件数も変わらないという。前月、検知データ数の1位に浮上した「MWS」は11月もトップだったが、検知数は半減している。

同社が発表した検知マシン数のトップ10は以下のとおり。

ウイルス

1位:Generic!atr
2位:W32/Conficker.worm!job
3位:W32/Conficker.worm.gen.a
4位:Generic PWS.ak
5位:PWS-Gamania.gen.a
6位:Generic!bg.hgc
7位:W32/Autorun.worm.bx!inf
8位:PWS-Mmorpg!hn
9位:Generic.dx!gzz
10位:Generic.dx

不審なプログラム(PUP)

1位:Generic PUP.x
2位:Adware-OptServe
3位:MySearch
4位:Generic PUP.d
5位:Generic PUP.z
6位:RemAdm-VNCView
7位:MWS
8位:ASKToolbar.dll
9位:Adware-Softomate.dll
10位:Generic!bg.fmx

(Security NEXT - 2009/12/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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